ペットの水素水PPM濃度について

  1. PPM濃度は高ければ高いほどいいか?

水素水のPPM濃度とは?

水素水のパッケージなどに表示されている、PPM濃度とは一体どういう意味なのでしょう。わからない方の方が多いと思いますので、ここで簡単にご説明しましょう。

PPMとは100万分の1、PPBとは10億分の1のことをあらわしています。これはパーセンテージの値で、極微量な数値を示す場合に使われている単位になります。水素水にどれくらいの濃度の水素が含まれているかをあらわす時にこの単位が使われますが、例えば1lの水の中に1mgの水素が含まれている場合は1.0PPMとなり、0.001mgの水素が含まれている場合は1PPBとなります。PPBで表現されていると、値が大きく感じられる為、故意的にこちらを使用しているメーカーもありますので、単位の違いには十分に気をつけましょう。

また、水素水にどれだけの水素が含まれているか、その濃度はどのくらいかをあらわしているのが溶存水素量と呼ばれているそうです。

実は「濃ければいい」というものではない?

以前は水素水は濃度が高ければ高いほど良い、と言われていましたが実はそうでもありません。水素水は蓋を開け、空気に触れた瞬間から水素が抜け始めるため、結局のところ濃度が高ければ高いほど良い、とも限りません。どの濃度であっても早く飲みきることがポイントになってきます。コップなどに出してから、3時間以内には飲み切るように心がけましょう。それ以上空気に触れてた状態が続くと、水素の量は半分以下に減ってしまうと言われているためです。

また多くのメーカーは水素濃度を充填時の数値で記載していますが、中には水素を生成した瞬間の濃度を記載しているメーカーも存在しており、充填時には一体どのくらいの水素が残っているのかすらわからないという商品も見かけます。十分に注意して選びましょう。

水素水を選ぶ時は

記載されているメーカーは信頼できると思います。現状ではだいたいのメーカーが4層のアルミパウチを使用して水素を抜けにくく作っている商品が多いですので、その中でもきちんと成分等を表示しているものを選ぶのが基本になるでしょう。

また、「ペット専用の水素水」として販売されているものの中には、天然水に含まれる「ミネラル分」をあえてゼロにしてつくられているものがあります。これはなぜかというと、特にペットが腎臓疾患などを患っていた場合、取り入れたミネラル分を適切に処理できず、体にとって負担をかけてしまう可能性があるからです。

犬や猫は人間よりも体が小さいため、良い意味でも悪い意味でもこうした成分による影響も受けやすく、飼い主である私たちは、常にペットの立場になって考え、不安要素を取り除く姿勢・考え方を持っている必要がありますね。

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